カテゴリー: サラリーマンの苦悩

  • #2 最初の大きな挫折(2)

    トップが、結果でしか部下を評価しないと公言

    営業マンは、結果が全てだ。

    言われたいことは、分かります。今であればもう少し、受け止められるような気もする。

    でも、私も若かったし、頑張るプロセスも見て欲しかった、評価して欲しかったし、頑張り方が間違っているなら、是正する指導をして欲しかった。

    そして、その拠点では、誰も結果を残せていなかった。

    だから、評価されている人、のモデルケースすら、存在しなかった。

    私はダメだったが、果たしてこんな環境で、誰が、前向きに仕事に取り組めただろうか?

    未来のある若手から、耐えられなくなっていく。

    半年くらいのペースで、1人ずつ、正に櫛の歯が欠けるように、若者が辞めていく。

    私は役職が上がったばかりで、それも、自分なりに精一杯やって結果と評価を積み上げて得たものだと思っていたので、その立場、収入が惜しかった。

    失うものがないとは言わないが、少ない、若者達が、羨ましかった。

    まだ30そこそこだったので、大して、彼らとも変わらなかったのだけれど。

    直属の上司はと言うと、「だってしょうがないじゃん」と。

    ・・・・

    加えて、その拠点の営業目標は、私が1番大きかった。

    私が出来るか出来ないかで、拠点が出来るか、出来ないかが、決まる。

    同じように苦しんでいるはずの仲間からの視線すら、痛い気がする。

    最初は頑張った。頑張るしか能がなかったから。

    でも、頑張り方が分からないし、振り返ると、正しい頑張りでもなかったようにも思う。

    だんだんと、気力が失われていった。

    その時のエピソードをいくつか思い出したので、次回はそれを書いてみます。

  • #1 最初の大きな挫折

    2026年9月6日(日)

    もう10数年も前になるでしょうか。

    30歳前後の頃に、キャリアの中で初めて大きな挫折と苦悩を味わった。

    あの頃のことを思い出して少し書いてみます。

    当時、入社から営業を6〜7年経験しており、成績、実績も積み上げており、同年代の中では社内で頭ひとつふたつ、出ていたと思う。

    自信満々で、肩で風を切って、後輩たちにも先輩風を(風速500mくらいで)吹かせていたと思う。

    ところが、担当拠点が変わり、顧客が変わった際に、大きく、3点の障壁が立ちはだかった。

    ①顧客の特性の違いから、これまでのやり方が全く通用しない

    ②ベリートップが、結果でしか部下を評価しない、と公言するドライな職場

    ③業務に英語が必要だが、力不足

    どれか、1つでも状況が違ったら、受け止め方も異なったのではないかとも思うが、これらのハードルが同時に押し寄せて来たことで、自分の心の許容量を完全にオーバーしてしまった。

    いずれにしても、それによってどういう結果になったかと言うと、思い出せるだけでも、以下のような状態。

    日中、全然作業が出来ない。

    やらなきゃいけないタスクはあって、ひとつひとつはそれほど難しくはないのだが、とにかく手が動かない。

    PCの前に座っても、手が固まってしまう。

    30分、PCの前に座り、ずっと固まる。

    勤務しているビルに、中庭のようなスペースがあった。

    まず缶コーヒーを買う。その中庭のスペースに座って、ぼーっと、30分から1時間くらい過ごしてから、よし、やろう、という気持ちが湧いてくるのを待ってから、席に戻って、やっと、作業に手をつけられるという状態。

    どうして、こんな状態なんだと、怠けている(と思っている)自分に対する罪悪感も湧いてくる。

    土日もずっと、仕事のことが頭を離れなくて、でも何か前向きなアイデアが出るわけでもなくて、憂鬱な気持ちに沈んだまま。

    会社に行くのに、電車で、路線を一度乗り換えるのだが、会社に1番近い路線に乗り換える際、その路線の電車の色を見ると、動悸がして、嗚咽がする。吐くわけではないのだけど。

    本当に、毎日、逃げ出したい想いでした。

    原因となった①は語りにくいですが、②③の個別事情については、また別の記事で整理します。