病院に行くことにした。
疲れ果てて、自分が鬱病ではないか、という恐怖と、いっそ鬱病と診断されて、もう休みたい、という想いが頭を支配していた。
でも、病院に行くことは、怖かった。
結果が出てしまうことが。それでも、ある方との会話(#6での出来事)を経て、行ってみようという、ある意味で勇気が出た。
光トポグラフィーという検査を行っているクリニックを見つけた。
頭部の血流量の変化を測定し、脳の活動状態をグラフや地図のように可視化する検査とのことだった。
なぜ、これを選んだのか。
極力、データに基づいて、自分の状態を見てもらいたかったからだ。
心療内科では、自分が「鬱かもしれない」と訴えれば、その訴えをもとに診断されるのではないか、と勝手に想像していた。
曖昧な、人間によるジャッジで、自分の人生が断定されてしまうことが、怖かったのだと思う。
だから、できるだけ客観的な材料をもとに、自分の状態を知りたかった。
鬱ではない、ならそう言ってもらって、もう一度頑張りたいと思ったところがある。
鬱なら鬱と、少なくとも自分が納得できるだけの客観的な材料を示してもらえれば、諦められるかも知れない。
診断結果は、「問題は無さそう」というものだった。
複雑な気持ちだった。
安心した、という気持ちと、
そうか、まだ休めないのか、
と落胆した気持ちと。
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