サラリーマン・心療内科受診の体験談:限界を迎えた私のクリニック初診でのこと【#9】

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その後、しばらく経った頃に、ここなら信頼できるのではないか、という⚫︎⚫︎町の心療内科を紹介してもらった。

信頼できる方からの紹介だったので、一度、行ってみることにした。

待合室に入ると、多くの人が順番を待っていた。

ああ、自分以外にも、こんなに苦しんでいる人がいるんだな。

そう思った。

自分だけではないのか、と、妙に安心した気持ちになったのを、なんとなく覚えている。

おじいちゃん先生だった。

もう閉院してしまったのだが、ここに通えたことは、本当に良かったと思っている。

まだ診療を続けていたら、読者の方にも紹介したいくらいだった。

当時の自分は、サラリーマンとして落伍者になってしまった、そんなふうに思っていた。

そのことを先生にも話した。

すると、先生はこう言って笑った。

「サラリーマンなんて、一皮剥けばみんな適応障害か、鬱病みたいなもんだよ」

その言葉に、救われた。

一通り、自分の状態や、つらいと思っている心境を伝えた。

正直に言えたかは、分からない。

初回だったこともあり、まだ少し、見栄を張っていたのかもしれない。

先生は、こう言った。

「もう、休みたい、という状態なら、そういう診断書を書くこともできるよ」

「でも、あなたなら、もう少しやり方はあるんじゃないかなとも思うよ。どうする?」

そして、

「今日、結論を出さない、というのも、もちろんあるよ」

とも言ってくれた。

定期的に話を聞いてもらうことにして、もうしばらく、会社に通ってみることにした。

この時、それから、しばらく通う間、妻に付き添ってもらった。

本当に感謝している。

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